SQL DISTINCT文で重複行を1行で表示する

下記のように「売上明細」のデータがあります。

売上明細
売上NO社員コード売上日売上金額会社コード
11201504012001
21201504013001
32201504081001
42201504011502
53201505055502

売上があった日にちを一覧で表示したい。

SQLは下記のようになります。

SELECT DISTINCT T1.売上日
FROM 売上明細 AS T1
ORDER BY T1.売上日
実行結果
売上日
20150401
20150408
20150505

SELECT句でSELECTのあとにDISTINCTを指定すると、重複した列は1行のみ出力するようになります。

売上NOが1と2と4のデータの売上日はともに20150401なのでDISTINCTを指定しなければ20150401のデータが3行表示されてしまいますが、DISTINCTを指定することにより1行のみ表示されるようになります。

DISTINCTで複数列を指定する

DISTINCTは取得した列のすべての項目が同一かどうかで、行の重複を判断しています。

例えば下記のようなSQLを実行した場合、売上日は重複していても、社員コードや会社コードが異なるので、売上NOが1と2と4のデータが表示されます。

売上日、社員コード、会社コードがすべて同じ値の場合のみ重複していると判断され、1行のみ表示されます。

SELECT DISTINCT T1.売上日
  ,T1.社員コード
  ,T1.会社コード
FROM 売上明細 AS T1
ORDER BY T1.売上日

社員ごとに、売上があった日にちを一覧で表示したい。

SQLは下記のようになります。

SELECT DISTINCT
  T1.社員コード
  ,T2.社員名
  ,T1.売上日
FROM 売上明細 AS T1
  JOIN 社員マスタ T2
  ON T1.社員コード = T2.社員コード
ORDER BY T1.社員コード, T1.売上日
実行結果
社員コード社員名売上日
1社員名120150401
2社員名220150401
2社員名220150408
3社員名320150505

社員コード、社員名、売上日がすべて同一のデータは1行のみ表示されます。


関連記事

  • SQL WITH句でVIEWを作成し重複するSQL文をまとめる

    WITH句でVIEWを作成し重複するSQL文をまとめる方法を説明します。WITH句を使えば1つの副問い合わせ(SQL)を複数の箇所で使いまわすことができます。


  • SQL OVER句の分析関数で効率よくデータを集計する

    分析関数を使用すれば、効率よく簡単にデータを集計することができます。集計関数COUNTの後にOVERを指定して、分析関数として集計します。OVERの中のPARTITION BYとORDER BYで分析...


  • SQL ORDER BY句で取得したデータを並び替える

    ORDER BY句で取得したデータを並び替える(ソート)方法について説明します。取得するデータを並び替えるには、ORDER BY句でソートしたいカラムを指定します。


  • SQL oracleでnullを比較する際の注意点

    oracleでnullを扱うときに注意する点をまとめました。値がnullのデータを取得したいときは、イコール(=)ではなくIS NULLで取得する必要があります。nullも含めて取得する場合は、NVL...


  • SQL MERGE文でINSERTとUPDATEを一回で行う

    テーブルにデータがすでに存在している場合は更新(UPDATE)、存在していない場合は登録(INSERT)をしたい場合があると思います。MERGE文を使えば一回のSQLで、INSERTとUPDATEの処...


  • SQL PARTITION BYで効率よくデータを取得する

    PARTITION BYをうまく使用すれば、効率よく簡単にデータを集計だけでなく、取得することができます。PATITION BYで部署コード単位で集計することができるようになります。売上累計の降順で並...


  • SQL INSERT文でデータを登録する

    INSERT文でデータベースに新しいデータを登録する方法を紹介します。テーブルに新しいデータを登録したい場合、以下のようなSQLを実行します。


  • SQL インデックスが効かない場合の原因と対処法

    テーブルにインデックスを張っていても実行計画を見るとなぜかテーブルがフルスキャンされていて「なんで?」となった経験があるかと思います。せっかく張ったインデックスが効かないSQLの実装例と対処法を紹介し...


  • SQL IN句をEXISTS句に変換する方法

    IN句をEXISTS句に変換する方法を紹介します。IN句よりもEXISTS句のほうがパフォーマンスが良くなる場合が多いので、主にレスポンス対策としてこの書き換えを行うことが多いと思います。


  • SQL IN句に1000件以上要素を指定したときのエラーの対処法

    SQLのIN句に1000件以上指定するとORA-01795: リストに指定できる式の最大数は1000です。のエラーが発生してしまいます。EXISTS句に書き換えられる場合は書き換えてしまうのが一番簡単...