感動する・泣けるおすすめの小説5冊(日本人作家)
いままで読んだ小説の中から、おすすめの感動する小説を紹介します。
悲しさ・切なさによる感動というよりも、登場人物の暖かさに触れて感動できるような小説が個人的には好きなようです。
基本的に小学生や中学生でも読みやすい小説なので、子供に読ませてみるのもおすすめです。
感動する海外小説も感動する・泣けるおすすめの海外文学5冊(海外小説)で紹介していますので、あわせてご覧ください。
西の魔女が死んだ/梨木 香歩
中学生の主人公まいがおばあちゃんと一緒に暮らし、自然とともに生きる生活の知恵を学びながら成長していく物語です。
とてもほのぼのとしていて、癒やされる雰囲気で、おばあちゃんの心の暖かさに感動できます。主人公と同じ世代の中学生に特におすすめしたい一冊です。
映画化もされています。
塩狩峠/三浦 綾子
明治末年、北海道旭川の塩狩峠で、自らの命を犠牲にして大勢の乗客の命を救ったという青年の、実話を元に書いた感動の物語です。
よく「人生を変えた一冊」などで紹介されることの多い名作です。主人公信夫の生き方に胸を打たれました。
雪の断章/佐々木 丸美
内容はもちろんなのですが、文章の美しさが印象に残りました。詩的な文章で、舞台である北海道の雪などの美しい景色が想像出来ました。
登場人物がみんな特徴的で、孤児である主人公がいろいろな困難に遭遇しながらも強く・たくましく成長していく物語です。
とんび/重松 清
泣き所は最初から最後まで!感動しっぱなしでした。不器用な父親が息子を育てていく物語です。
父親になるための教科書といっていいくらい学ぶことがたくさんありました。心に残しておきたいセリフがたくさんありましたので、また時間をおいて読んでみようと思いました。
オルゴォル/朱川 湊人
小学生の主人公が、旅を通して学び成長をしていく物語です。福知山線の事故や原爆などの重い話題をさりげなく扱っていますので、主人公と同じように読者も成長できると思います。
文章も小学生の主人公目線で語られているので読みやすいです。主人公と同じ世代の小学生にとくにおすすめしたい一冊です。