温かい家族愛にほっこり癒やされる小説5冊
温かい家族愛が印象的だった小説を紹介します。
忙しい日々を過ごしていると、大切なことを忘れてしまい、価値観が歪んできてしまいます。
家族の絆を再認識することにより、忘れていた大事なことを思い出させてくれます。
アリスのままで/リサ ジェノヴァ
最近読んだ本の中で一番感動しました。
主人公が若年性アルツハイマーの病気になってしまうのですが、主人公を支える家族のあり方にとても胸を打たれました。
人生いいことばかりではなく、誰にも辛い時が必ずくるわけですが、そのときに支えあえるのはやはり家族なのだと再認識しました。
book-aliceで詳しいレビュー紹介をしています。
天使の靴/ドナ ヴァンリアー
クリスマスの時期に、2つの対照的な家族を描いた物語です。わかりやすいストーリーなので、一気に読めてしまうと思います。
物やお金がなくても幸せになれることを教えてくれます。
円卓/西 加奈子
関西弁でのテンポのいいやりとりが印象的なとても楽しい雰囲気の小説です。
家族愛というと、悲しい話や辛い話が多い印象がありますが、この小説からは家族の日常の幸せをおすそ分けしてもらえるようなありがたい小説でした。
白い犬とワルツを/テリー ケイ
家族の心配をよそに、世話をされることを拒む主人公の老人サムと、サムを心配する子供(年齢的には大人)たちの気持ちがよく伝わってきました。
最後のシーンでも、やはり悲しさよりも温かい気持ちになりました。
とんび/重松 清
ドラマ化もされたので有名な小説かもしれません。
不器用な父親が息子を育てていく物語です。感動する名シーンはたくさんあったのですが、息子の就職試験の作文のシーンが特に印象的でした。