イギリスの小説が面白い!イギリス作家のおすすめ小説5冊
海外小説が好きでよく読むのですが、個人的にはイギリスの小説が一番おもしろいと感じています。
イギリスの小説だから、イギリスの作家だから好きというわけではありませんが、読んでとても面白かった小説の作家がたまたまイギリスの人だったということが何度もありましたので、何かしらの特徴があるのかもしれません。
特に面白かったイギリス作家のおすすめの小説を5冊紹介します。
わたしを離さないで/カズオ・イシグロ
とても衝撃を受け、イギリスの小説にハマるきっかけになった作品です。
感動する・泣けるおすすめの海外文学5冊(海外小説)で紹介したり、いろいろな人に薦めていたのですが、ついに日本でもドラマ化されました。
カズオ・イシグロの小説は日々の日常がとても愛おしく思える作品が多い印象があります。カズオ・イシグロの他の小説はイギリスのベストセラー作家 カズオイシグロのおすすめの小説5冊で紹介しています。
ミー・ビフォア・ユー きみと選んだ明日/ジョジョ モイーズ
とても感動する小説なのですが、会話の中でイギリスらしい皮肉やブラックユーモアが盛りだくさんで読んでいてとても楽しかったです。
レビューは生命のあり方を問う感動小説「ミー・ビフォア・ユー きみと選んだ明日」の感想で紹介しています。
イギリス人の患者/マイケル オンダーチェ
イギリスの文学賞であるブッカー賞を受賞した名作です。
詩を読んでいるような綺麗な文章で、世界観に引き込まれました。やっぱりそうか、という感じでしたが、作家のマイケル オンダーチェは詩人でもあるようです。
映画化もされていますが、やはり原作がおすすめです。
終わりの感覚/ジュリアン・バーンズ
こちらもブッカー賞を受賞した作品です。イギリスの純文学を読みたいという人にはおすすめです。
ブッカー賞の受賞作は日本人にとっては価値観や文化の違いなどから人によって好みがわかれる印象がありますが、この作品は夏目漱石を連想させ、夢中になって読めました。
レビューはブッカー賞受賞作のイギリス純文学「終わりの感覚」を読んだ感想で紹介しています。
忘れられた花園/ケイト・モートン
ケイト・モートンはオーストラリアの作家ですが、イギリスが舞台の作品が多くあります。
特に「忘れられた花園」はとてもおもしろかったです。個人的にはここ1年間で読んだ小説の中で1番おもしろかったです。
イギリスのサンデー・タイムズ・ベストセラーでも第1位を獲得するなど、様々な賞を受賞しています。
レビューは感動のベストセラーミステリー海外小説「忘れられた花園」レビューで紹介しています。