Linux MintにLAMP(Linux,Apache,MySQL,PHP)開発環境をインストール
Linux Mint
にphp
の開発環境を構築した時の作業メモです。
Linux Mint
のバージョンは18です。
XAMPP
などのように一気にインストールするのではなく、端末で一つづつインストールしていきます。
Apacheのインストール
端末で以下のコマンドを実行します。
sudo apt-get install apache2
インストール後、ブラウザでURLをlocalhost
と入力し、Default Page などと表示されれば無事にインストールされたことを確認できます。
また、以下のコマンドでインストールされたapache
のバージョンを確認できます。
apache2 -v
phpのインストール
端末で以下のコマンドを実行します。
sudo apt-get install php
インストール後、以下のコマンドでインストールされたphp
のバージョンを確認できます。
php -v
apacheとphpの連携
最初にlocalhost
でphp
が動作しているかどうか確認します。/var/www/html
にinfo.php
というphp
ファイルを作成し、ファイルの中身は以下のように記載します。
<?php phpinfo(); ?>
ブラウザでlocalhost/info.php
とアクセスすればphp
の情報が出力されるはずなのですが、おそらく<?php phpinfo(); ?>
というファイルの中身がそのまま表示されてしまうと思います。
libapache2-mod-php
apache
とphp
を連携するために、モジュールをインストールします。端末で以下のコマンドを実行します。
sudo apt-get install libapache2-mod-php
MySQLのインストール
端末で以下のコマンドを実行します。インストール中にroot
ユーザのパスワードを設定できます。
sudo apt-get install mysql-server
インストール後、以下のコマンドでインストールされたMySQL
のバージョンを確認できます。
mysql --version
php-mysql
php-mysql
はphp
でMySQL
に接続するためのモジュールです。端末で以下のコマンドを実行します。
sudo apt-get install php-mysql
phpmyadmin
phpmyadmin
はMySQL
の管理ツールです。端末で以下のコマンドを実行します。
sudo apt-get install phpmyadmin
インストール後、ブラウザでlocalhost/phpmyadmin
にアクセスします。しかし、Not Found になってしまうと思います。
apache
の設定ファイル/etc/apache2/apache2.conf
を管理者権限で開き、以下の文言をファイルの最後に追記します。
Include /etc/phpmyadmin/apache.conf
変更した設定ファイルの内容を反映するために、以下のコマンドでapache
を再起動します。
sudo /etc/init.d/apache2 restart
再度ブラウザでlocalhost/phpmyadmin
にアクセスすると、phpmyadmin
のログイン画面が表示されます。
ユーザ名はroot
で、パスワードはmysql
をインストールした時に設定したパスワードを入力すればログインできます。