oracle グループ化したデータをカンマ区切りで取得する

グループ化した際に集計する関数といえば、MAX,MIN,COUNTなどがよく使われると思います。

文字列のカラムを集計した時にMAX,MINなどで一つの値を取得するのではなく、グループ対象のすべてのデータをカンマ区切りなどでつなげて取得したい場合があるかと思います。

以下のような取得です。(わかりやすくするため、正規化は考えていません)

社員マスタ
社員コード社員名部署
1テスト社員1開発部
2テスト社員2営業部
3テスト社員3開発部
4テスト社員4営業部

部署ごとに社員をカンマ区切りで取得したい。

社員マスタ
部署社員一覧
開発部テスト社員1,テスト社員3
営業部テスト社員2,テスト社員4

LISTAGG関数

Oracle 11g R2ではMAX,MINと同じようにLISTAGGという関数が用意されています。

Oracle 11g R2以前のバージョンでの取得方法は後ほど紹介します。

以下のように使います。

SELECT
  T1.部署
  LISTAGG(T1.社員名, ',') WITHIN GROUP (ORDER BY T1.社員コード) 社員一覧
FROM
  社員マスタ T1
GROUP by
  T1.部署

LISTAGG(T1.社員名, ',')でグループ対象の社員名を,区切りで取得します。第2引数の,で区切り文字を指定します、/などで区切ることもあるかと思います。

省略時は,になります。

WITHIN GROUP (ORDER BY T1.社員コード)ORDER BY T1.社員コードで区切りで連結する順番を指定できます。

上の例では社員コードの昇順でソートするため、テスト社員1,テスト社員3とソートされます。

ORDER BY T1.社員コード DESCとした場合はテスト社員3,テスト社員1となります。

wmsys.wm_concat

Oracle 11g R2以前のバージョンでLISTAGGが使えない場合はwmsys.wm_concatという関数を使います。

ただし、この方法はマニュアルにも載っていない方法なので、サポート対象外ですのでご注意ください。

SELECT
  T1.部署
  wmsys.wm_concat(T1.社員名) 社員一覧
FROM
  社員マスタ T1
GROUP by
  T1.部署

関連記事

  • SQL WITH句でVIEWを作成し重複するSQL文をまとめる

    WITH句でVIEWを作成し重複するSQL文をまとめる方法を説明します。WITH句を使えば1つの副問い合わせ(SQL)を複数の箇所で使いまわすことができます。


  • SQL WHERE句でデータを絞り込む

    WHERE句でデータを絞り込む方法について説明します。取得するデータを絞り込むには、WHERE句で条件を指定します。


  • SQL UPDATE文でデータを更新する

    UPDATE文でデータベースに新しいデータを更新する方法を紹介します。自身の値を参照する方法や、副問い合わせの結果をUPDATEする方法も合わせて紹介します。副問い合わせの結果を更新する場合、SETす...


  • SQL 副問い合わせの基本を理解する

    副問い合わせを説明します。副問い合わせとはSQL文の中に入れ子でSQL文を指定することをいいます。


  • SQL SELECT句の基本的な使い方

    SELECT句の基本的な使い方について説明します。


  • SQL SELECTした結果をINSERTで登録する

    SELECT-INSERT文なら、SELECTしたデータをそのまま一気にまとめて登録できるので、実装も簡単ですのでおすすめです。件数分ループでSQLを実行するよりも1回のSQLで一気にまとめて処理でき...


  • SQL ORACLEのROWNUMで行番号を取得する際の注意点

    oracleで行番号を取得する際の基本的な考え方と注意点を紹介します。行番号はROWNUMで取得することができます。注意しなければならないのは、ORDER BYでソートする場合です。ORDER BYは...


  • SQL ROLLUP文で小計行・合計行を出力する (oracle, sql server)

    「社員マスタ」と「売上明細」というテーブルがあります。売上明細テーブルには、社員の売上情報が格納されています。社員ごとに、会社ごとの売上合計を表示し、社員ごとにすべての会社の小計行も出力したい、また最...


  • SQL チューニングでレスポンス改善に効果のあったポイント

    1回のSQLで一気にまとめて取得したほうがレスポンスは早いイメージがありますが、あまり大量のデータを扱うSQLを実行するとサーバーに負荷がかかってしまい、遅くなってしまうことがあります。


  • SQLとプログラミング言語の考え方の違い

    SQLは手続き型言語のように、上から考えるのではなく、集合を操作するという感覚で実装するとうまくいくように思います。また、上からではなく、逆に下から考えるという発送も必要だと思います。1ステップずつ実...