vuejsとvuexでWEBアプリを作成 はじめに
vuejs2.0
とvuex
を使ってちょっとしたWEBアプリを作る機会があり、初めてvuejs
を使ったのですが、とても実装がしやすく他のフレームワークと比べて使い方を覚えるのがとても簡単でした。
この先、自由にフレームワークを使えるとしたらvuejs
を使うと思います。
ただ、公式のドキュメントもとてもわかりやすく充実しているのですが、日本語での実装例はあまり見当たらなかったので、自分が学習した手順で実装方法をまとめていこうと思います。
環境環境
vuejs
でWEBアプリを実装するための開発環境としてnodejs
とnpm
がインストールされていることを前提とします。
vuejs
に限らず、javascript
のフレームワークを使う場合はnpm
を使ってパッケージ・モジュールの管理を行うので、基本的なことだけでも予備知識として学習しておく必要があります。
コマンドで上記2つのプログラムがインストールされているか確認します。下記のバージョンと差異があっても特に問題はないと思います。
$ node -v
v6.6.0
$ npm -v
v3,10.3
ES6
vuejs
は通常ES6
(ECMAScript6
)で実装します。
ES6
とは次世代のjavascript
で、クラスを宣言できたりその他いろいろと便利な機能が追加されています。
従来のjavascript
でも開発は可能ですが、公式のドキュメントを含めてネット上のほとんどのサンプルがES6
で実装されています。
なので従来のjavascript
で開発していると、ネット上のサンプルをそのまま貼り付けても何故か動かないといったことになってしまうので、ES6
で実装することをおすすめします。
ビルド
ES6
で実装したコードは最新のブラウザでも完璧に動かすことはまだできません。
なので現在のブラウザが認識できるようにES6
のコードを従来のjavascript
に変換する必要があります。変換方法は別のセクションで紹介します。
紹介が前後してしまいましたが、このためにnodejs
やnpm
を使用します。
javascript
の変換だけでなく、ファイルを一つにまとめたり、古いブラウザでも動かせるようにコードを補完(polyfill
(ポリフィル))したりいろいろなことができるので、やはりWEBアプリの開発にはnodejs
とnpm
は欠かせないかもしれません。
vuejsの開発環境を構築するでvue
の開発環境をインストールします。